マニュアル(Version 1.10向け)
タイトル
EDIT START
作成を開始します。
タップまたは決定ボタンを押すことでキャンバスサイズ指定ウィンドウが表示されます。
OPEN FILE
作成済みのファイルから再開します。
タップまたは決定ボタンを押すことでファイルウィンドウが表示されます。
エディット開始
新規作成するデータの設定を行う画面です。
作成開始
選択されたキャンバスX・Yサイズで作成を開始します。
一度決定したキャンバスサイズは以降変更することはできません。
キャンセル
作成開始を準備を取りやめ、このウィンドウを閉じます。
キャンバスサイズ設定
タップまたは決定すると以下の一覧が表示されます。
作成したいXサイズ、Yサイズそれぞれ選択してください。
※ここで選択したサイズに応じて最大レイヤー枚数(後述)が制限されます
ファイルを開く
ロードするデータを選択、決定する画面です。
クローズ
ファイルのロードを中止し、ウィンドウを閉じます。
ファイル名リスト
保存されているファイルの一覧です。
最大20個まで認識します。
作成を再開したいファイル名の行をタップまたは決定するとそのファイルをロードします。

注意:
データを消す方法がないため、
20個まで作成してしまうとそれ以上ファイルが作成できなくなります。
あらかじめPCにファイルがない状態のものをバックアップしてからご使用ください。
お手数お掛けしますが、よろしくお願いいたします。
エディット
描画モード
現在選択されている描画モードです。
このアイコンをタップするか×ボタンを押下すると、以下の描画モード選択ウィンドウが表示されます。
クローズボタン
描画モードの選択を中止し、ウィンドウを閉じます。
ペン
1ドットずつ描画を行う基本のモードです。
直線
直線描画を行うモードです。
太さは1ドット固定です。
矩形(塗りつぶし)
矩形描画を行うモードです。
矩形の内側は塗りつぶされます。
矩形(塗りつぶしなし)
矩形描画を行うモードです。
矩形の内側は塗りつぶされず、枠は1ドット固定です。
描画色とパレット番号
現在の描画色と選択されているパレット番号です。
描画色部分をタップすると「パレット一覧(後述)」が表示されます。
カーソル
描画カーソルです。
左上の尖端のピクセルが描画位置または描画開始位置になります。
カーソル座標と描画範囲
1段目はカーソルの尖端の座標です。
2段目はライン、矩形(塗りつぶし有/無共)モードの描画時に表示され、
描画中のカーソルの尖端座標(終点)を示し、1段目の座標は描画開始位置の座標となります。
3段目は描画開始点と終点の位置から計算された矩形のサイズです。
■キー入力と動作
エディット画面では以下のキー操作が存在します。
基本的にピクセルの描画操作を行っている最中は他の操作を行うことはできません。
動作
操作内容
説明
カーソル移動 左スティック 描画カーソルを移動します。
カーソルの先端のピクセルが描画や処理の対象になります。
キャンバス スクロール Lボタン + 左スティック
または、Lボタン + 画面フリック
画面をスクロールし、表示されていない部分を表示することができます。
※拡大後のキャンバスサイズが画面サイズより大きくならないと
 スクロールできるようになりません
レイヤーリスト表示 Rボタン レイヤー管理を行う画面を表示します。
詳細は「レイヤー管理」の項を参照して下さい。
グリッド表示切替 Selectボタン 押すたび表示ON・OFFが交互に切り替わりますが、
グリッドが表示されるのは「ON」の状態でも4倍以上からです。
等倍~2倍の時は設定状態に関係なく表示されません。
スポイト □ボタン 編集対象のレイヤーのカーソル位置のピクセルカラーが
セットされているパレットを選択状態にします。
前後のレイヤーのピクセルは見えていても対象になりません。
パレット一覧 △ボタン パレット管理を行う画面を表示します。
詳細は「パレット一覧」の項を参照して下さい。
描画モード選択 ×ボタン 描画モードを選択するウィンドウを表示します。
ペン、ライン、矩形(塗りつぶし有/無)からモードを選択できます。
ピクセル描画 ○ボタン( + 左スティック)
またはタップ・フリック
描画モードを選択するウィンドウを表示します。
ペン、ライン、矩形(塗りつぶし有/無)からモードを選択できます。
ズームイン/アウト 十字キーの↑または↓ 表示を等倍~32倍まで段階的に変更することができます。
現在の表示倍率は画面右下に表示されます。
描画中やスクロール中、各種ウィンドウが開いているときは操作できません。
エディットメニュー Startボタン エディットメニューを表示します。
詳細は「エディットメニュー」の項を参照して下さい。
レイヤー管理
レイヤー管理を行う画面です。
レイヤーの追加・削除や表示状態の切り替え、表示順序の入れ替えを行います。
クローズボタン
レイヤー管理画面を閉じます。
レイヤー表示順変更ボタン
編集対象のレイヤーの表示順位を1つ上下させます。
編集対象選択ラジオボタン
編集対象のレイヤーを選択します。
緑のマーカーがついているレイヤーが編集対象になります。
レイヤー追加ボタン
レイヤーを追加する。
レイヤー表示切替ボタン
レイヤーの表示/非表示を切り替えます。
「<O>」が表示、「_」が非表示状態です。
ver 1.00とは表示が異なります。ご注意下さい。
レイヤー削除ボタン
レイヤー編集対象のレイヤーを削除します。
削除すると元に戻せないので誤って削除しないよう注意してください。
レイヤー名一覧
作成されたレイヤーの一覧です。
レイヤー名をタップまたはボタンで決定するとレイヤー名を編集するための以下のウィンドウが開きます。
OKボタン
このウィンドウ上での変更点を反映し、ウィンドウを閉じます。
キャンセルボタン
このウィンドウ上での変更点を破棄し、ウィンドウを閉じます。
レイヤー表示チェックボックス
レイヤーの表示/非表示を切り替えます。
チェック状態で表示となります。
一覧側の表示切り替えボタンと同じ役割です。
レイヤー名入力ボックス
タップまたはボタンで決定することでレイヤー名を編集できます。
入力可能な文字数は20文字(全角/半角は問わない)以内です。
また、レイヤー名を設定しない状態にすることはできません。
パレット一覧
パレット管理を行う画面です。
現在描画される色が格納されているパレット番号の枠は黄色になります。
タップまたは十字キーで描画する対象パレット番号を変更できます。
この画面を閉じるにはキャンセルボタンを押下します。
カラーパレット
描画色として選択されているパレットは周囲の枠が白から黄色になります。
背景色(透過色)は左上のー0番パレット固定(色は変更可)です。
描画色に選択されていないパレットをタップした場合は選択(選択は十字キーでも可)、
描画色になっているをパレットをタップまたは決定した場合は
以下のカラー編集ウィンドウが開き、色を編集できます。
なお、編集対象のパレットの色が使用されているピクセルは全て変更後の色に置き換えられます。
※同じ色でもパレット異なる場合は変更した方のパレットの色を使用したピクセルのみが変更されます。
OKボタン
このウィンドウ上での変更点を反映し、ウィンドウを閉じます。
キャンセルボタン
このウィンドウ上での変更点を破棄し、ウィンドウを閉じます。
カラー調整スライダー
赤緑青をそれぞれ0~255の範囲で設定します。
現在の各スライダーの設定値とその状態での色は右側に表示されます。
エディットメニュー
保存ボタン
編集内容を開いているファイルに上書き保存します。
新規作成の場合は一度右隣の「新規保存」で保存するまでこのボタンは使用できません。
新規保存ボタン
ファイルロードから始めたかどうかに関係なく、
編集内容を新規ファイルとして保存します。
新規作成の場合はこのボタンで保存するまで一度左隣の「保存」では使用できません。

ファイル名入力ボックス
タップまたはボタンで決定することでファイル名を編集できます。
入力可能な文字数は20文字(全角/半角は問わない)以内です。
ここで入力した内容はロード時のファイル名リストに表示されるものになります。
また、ファイル名を設定しない状態にすることはできません。
OKボタン
入力したファイル名でファイルを保存します。
キャンセルボタン
このウィンドウ上での変更点を破棄し、ウィンドウを閉じます。
注意:
データを消す方法がないため、
20個まで作成してしまうとそれ以上ファイルが作成できなくなります。
あらかじめPCにファイルがない状態のものをバックアップしてからご使用ください。
お手数お掛けしますが、よろしくお願いいたします。
画像出力ボタン
編集中の内容を画像ファイル(png形式)に出力します。
パレット情報も同時に出力されます。
詳細は「画像出力 - エディットメニュー」の項を参照して下さい。
レイヤー取り込みボタン
編集対象のレイヤーに選択した画像ファイルの内容を上書きします。
取り込む画像の透過部分はそのまま現在の状態になります。
また、現在のレイヤーサイズよりも大きい画像は読み込めません。
詳細は「レイヤー取り込み/パレット取り込み - ポーズメニュー」の項を参照して下さい。
パレット取り込みボタン
画像ファイルの内容からパレット情報をを上書きします。
取り込む画像ファイルは256×1のサイズ固定です。
詳細は「レイヤー取り込み/パレット取り込み - ポーズメニュー」の項を参照して下さい。
クローズボタン
エディットメニューを閉じます。
エディット終了ボタン
エディットを終了し、タイトル画面へ戻ります。
保存していない編集内容は失われます。
画像出力 - エディットメニュー
作成中のデータから画像を出力します。
出力形式は必ず透過png形式となり、透過色は0番パレットの色固定となります。
また、編集対象の画像と同時にパレットデータ画像も同時に出力されます。
なお、出力されたデータを「フォト」機能で閲覧した際画像が(解像度が低い場合特に)ぼやけたり、
縁に0番パレットの色が滲んだりすることがありますが、
これは本ソフトウェアの不具合ではなく、「フォト」機能の仕様で拡縮が発生した場合に
表示データに対して強制的にバイリニア補間(線形補間)が適用されるためです。
これにより元データが変更されることはありません。
出力した画像をPCで取り出すと滲んでいない状態のものを確認することができます(元絵が滲んでいる場合は別ですが…)。
キャンセルボタン
画像出力を中止します。
出力ファイル名
画像出力時に使用される文字列です。
任意の半角アルファベットまたは半角数字20文字以内で指定可能です。
なお、2byte文字は使用できません(Vitaの画像出力処理の仕様により使用できません)。
実際に出力されるファイル名は「PixelArtist_」 + 入力した文字列 + 「.png」となります。
出力ボタン
上記設定に応じた内容で画像を出力します。
レイヤーの枚数や解像度によっては出力に時間がかかる場合があり、
その場合は完了するまでしばらくフリーズしますが、
アプリを終了させたりせず完了通知が表示されるまでお待ち下さい。
可視レイヤー出力制御チェックボックス
チェックすると、レイヤー管理画面で表示状態が「<0>」に
なっているデータのみ出力の対象になります。
出力設定
出力内容は4タイプから選択できます。
タイプやその他の設定に関係なく、画像パレット情報も同時に出力されます。

・レイヤーを連番で出力
「可視レイヤーのみ出力」を選択した場合は表示設定になっているもののみ、
「可視レイヤーのみ出力」を選択していない場合は作成されたレイヤー全てを1ファイルずつに分割して出力します。
出力された画像のパレットデータは失われます。

・レイヤーを統合して出力
「可視レイヤーのみ出力」を選択した場合は現在の見た目と同様、
「可視レイヤーのみ出力」を選択していない場合は作成されたレイヤー全てを統合した状態で画像を出力します。
出力された画像を後からレイヤー別に分けることはできず、パレットデータも失われます。

・レイヤーを連番で出力(赤のみ)
「可視レイヤーのみ出力」を選択した場合は表示設定になっているもののみ、
「可視レイヤーのみ出力」を選択していない場合は作成されたレイヤー全てを1ファイルずつに分割して出力します。
出力された画像はRGB値の赤のみが0~255で構成された画像で出力されます。
赤の色の値 = パレット番号となります(例:128の赤なら、そのピクセルは128番の色が割り当てられている)。
これは「レイヤー取り込み」(後述)で取り込む際、パレット情報を維持したまま取り込むことができる形式です。※

※他の画像編集ソフトが対応している形式ではありません。あくまでもPixel Artistでパレットを維持できる形式です。

・レイヤーを統合して出力(赤のみ)
「可視レイヤーのみ出力」を選択した場合は現在の見た目と同様、
「可視レイヤーのみ出力」を選択していない場合は作成されたレイヤー全てを統合した状態で画像を出力します。
「レイヤーを連番で出力(赤のみ)」の場合と同様に出力された画像は
RGB値の赤のみが0~255で構成された画像で出力されます。
赤の色の値 = パレット番号となります(例:128の赤なら、そのピクセルは128番の色が割り当てられている)。
これは「レイヤー取り込み」(後述)で取り込む際、パレット情報を維持したまま取り込むことができる形式です。※

※他の画像編集ソフトが対応している形式ではありません。あくまでもPixel Artistでパレットを維持できる形式です。

※1 現在作成中のデータの状態は変更されません。
※2 出力ボタンを押下した段階での状態で出力します。
      保存していない内容も画像に出力されますが、自動で保存しませんので必要であれば保存も行って下さい。
■同時に出力されるパレットデータについて
画像出力すると出力タイプ関係なく同時にパレットデータも別画像として出力されます。
この画像は256×1のpng形式で出力され、0番パレットの色が(0,0)、1番パレットの色が(1,0)…という形式で出力されます。
これによって出力されるパレットデータは「レイヤー取り込み/パレット取り込み - ポーズメニュー」(後述)でパレット取り込み機能で
パレットデータを一括インポートすることができます。
※他の画像編集ソフトで使用することを想定したものではありません。あくまでもPixel Artistで使用するための形式です。
レイヤー取り込み/パレット取り込み - ポーズメニュー
エディットメニューにおいてレイヤー情報とパレット情報を画像データから取得することができます。
ただし、256色のインデックスカラー画像のカラーパレットを直接取り込むことができるわけではありません。
また、取り込む画像は256色のインデックスカラー画像であってもフルカラーの画像として扱われます。
なお、jpeg(jpg)形式の画像の使用は非推奨です。
■レイヤー取り込み
選択した画像をレイヤー情報としてインポートします。
インポートする画像はXYサイズが共に編集中のファイルのXYサイズ以下である必要あります。
どちらか一方でも超過しているものは取り込むことができません。
取り込んだ内容は編集レイヤーの左上から上書きします。
現在編集中のデータはレイヤーに存在する場合、その上から上書きされるのご注意下さい。

取り込みの際のパレットカラーの割り当ては
取り込み画像の各ピクセルの赤要素の数値 = パレット番号として処理されます。
また、赤要素が0ピクセルは自動で透明ピクセル(=0番パレット割り当て)となります。
例:あるピクセルカラーがRGB(78,90,128)であった場合
→そのピクセルはパレット78番の色が割り当てられていると判定されます。
※表示はパレット78番に設定されているの色になります
■パレット取り込み
パレットデータはサイズが256×1の画像データのみ取り込み可能です。
X座標 = パレット番号となり、その座標のピクセルカラーが対応したカラー設定値になります。
取り込みは一括して256色全ての取り込み行い、個別または特定番号の複数のパレットのみ取り込むといったことはできません。

前述の通り、画像のカラーパレットを読み込むわけではないので、
インデックスカラー画像にパレットだけ設定して読み込ませても意味がないのでご注意下さい。

例:
  パレットを以下のような状態にしたい場合
取り込み用の画像は以下のようになります。
※説明を解かりやすくするため、画像は本来のサイズよりも大きくしています。
0番パレット
(0 , 0)
1番パレット
(1 , 0)
2番パレット
(2 , 0)
3番パレット
(3 , 0)